【使い方】クーポン配信は集客・販促に最も効果的な施策である

運用テク

LINE公式アカウントの運用をはじめていくと徐々にLINEお友だち登録者数も増えていきます。ある一定数以上集まってきた段階で来店促進(またはコンバージョン)につなげる仕組み作りを考えることが大切になってきます。集客・販促を行う上での第一関門がLINEお友だち登録だとすると、第二関門は、来店促進(またはコンバージョン)につなげることです。

その施策として効果が期待できる機能が「クーポン配信」です。今回のコラム記事では、クーポンの使い方やデータ分析などの機能面に関することはもちろん、効果的な配信方法や活用事例についてもご紹介していきます。

1. LINEでクーポンを配信するとは

店舗(または企業)がLINEお友だち登録者に配信できるクーポンの使い方やどんなものなのか、またクーポンを活用する上でのメリットについてお伝えします。

1-1. LINEからクーポン配信とはどんなものなのか

LINE公式アカウントで使える機能のひとつとして「クーポン」の配信があります。クーポンは、LINE公式アカウントをお友だち追加してくれたユーザー(お客様)に対して、店舗(または企業)が来店(またはコンバージョン)を促進させる効果の高い機能です。

クーポンは、LINEトーク画面やタイムラインなどからユーザーに向けて配信することができます。他にも配信の仕方は色々ありますが、汎用性が高い分、まずは、基礎的な部分を覚えていただくと理解が深まります。「タイムラインとは?」という方もいらっしゃるかと思いますが、まずはLINE公式アカウントから通常のLINEチャット画面にクーポンを送ることができるということを理解いただければ十分です。

ユーザーが来店し、クーポンを実際に使う場面では、ユーザーがクーポン画面を提示し、店舗スタッフが「使用済みにする」というボタンを押すと「このクーポンはすでに利用済みです」という表示に切り替わり、クーポンを使用したということになります。「使用可能回数」を「1回のみ」と選択した場合、一度使用したクーポンは常時「このクーポンはすでに利用済みです」という表示になりますので、再度使用できない仕様になります。

基本的にはチラシに付いているクーポン券や、紙素材でできているカード型のクーポン券と同じような使い方ですが、うまく活用すれば店舗(または企業)に多くのメリットがあります。

1-2. クーポンを活用するメリット

LINE公式アカウントでクーポン配信を行うメリットは、大きく3つあります。

▼ユーザーが反応や行動を起こしやすくなる

コミュニケーションアプリ「LINE」は月間利用者数が8,400万人(2020年3月時点)を超え、日本人口の66%以上が日常のコミュニケーションツールとして積極的に活用しています。新型コロナウイルスに関する取り組みでは、行政も積極的にLINEで国民にアンケート調査を実施したり、情報を発信したりと、もはや日本でLINEは不可欠のツールになってきています。

そんな中、店舗(または企業)向けの「LINE公式アカウント」では、LINE利用者の多くに情報発信などのアプローチができることはもちろん、LINEユーザーに反応や行動を起こさせやすくする機能が多くあります。

クーポン配信に関しては、ユーザーの40%以上が「送られてきたクーポンを利用した」「クーポン目当てでサービスや店舗を利用した」と答えるなど、高い訴求効果や来店促進につながっていることがわかります(上図参照)。

▼LINEお友だち登録する目的となりお友だち数が増えやすく、さらには離脱ユーザーが減る

LINEユーザーへクーポンやメッセージを配信する際に、より多くのユーザーに閲覧してもらうことが極めて重要です。そのためにLINE公式アカウントのお友だち数を増やす施策を実施します。しかし、LINE公式アカウントには、「ブロック」というユーザー側が、一度「LINEお友だち登録」をした「LINE公式アカウント」の通知を受け取らないように設定できる機能があります。

この「ブロック」をされないようにするためには、ユーザーにとって有益な情報を配信する必要があります。

その施策のひとつとして、クーポン配信はとても有効的な手段です。お友だち数を増やし、ブロック数を減らすことができます。結果、より多くのユーザーへ店舗情報を発信し続けることができ、集客・販促に高い効果が期待できます。

▼ユーザーの反応・行動を可視化できる

LINE公式アカウントでクーポン配信を実施すると、「実際にどれだけのユーザーにクーポン券を配って、何人のユーザーがクーポン券を利用したか」など、ユーザーの反応・行動をデータとして分析することができます。紙のクーポン券では、そこまで細かくユーザーの反応・行動を追うことは難しいです。

LINE公式アカウントでは、クーポンを開封した人数、実際に使用した人数、さらに年代、性別、居住地などの属性を確認することができます。

2. クーポンの作成方法

「クーポン」はLINE公式アカウントの管理画面で作成・配信することができます。Web版の管理画面を例に、クーポンの作成方法について解説していきます。

2-1. クーポンを作成する

まず、LINE公式アカウントの管理画面へログインし画面左側のメニュー一覧から「クーポン」を選択し、画面右上の「作成」をクリックします。

●抽選

LINE公式アカウントからお送られてくるメッセージや、タイムラインで「抽選くじ」「抽選で〇〇が当たる!」などのクーポンを見かけたことはありませんか?それらは、この抽選機能を適用したものです。

抽選機能では、取得者数を絞ることができます。クーポンの特典価値を高めて、ユーザーの挑戦心を高めることでユーザー反応・行動率を高める狙いがあります。当選確率は1~99%の範囲内で設定できたり、当選者の上限人数の有無も設定できたりします。

●公開範囲

クーポンを配信する範囲を、「全体公開」「友だちのみ」から選択できます。全体公開の場合は、お友だち追加していないユーザーにもクーポンを配信することができます。友だちのみの場合は、既にお友だち登録しているユーザーにのみクーポンを配信することができます。

●使用可能回数

クーポンの使用可能回数では、「1回のみ」または「上限なし」のどちらかを選択できます。特典の内容によって適当な方を選択しましょう。

●クーポンコード

店舗だけでなく、ECサイトで使用できるクーポンを配信したい場合は、クーポンコードを活用すると良いでしょう。決済画面でユーザーに入力してもらう最大16文字のコード(英数字で入力可能)を、LINEで配信するクーポン画面に表示させることができます。

●クーポンタイプ

クーポンのタイプは、「割引」「無料」「プレゼント」「キャッシュバック」「その他」の中からひとつ選択できます。クーポンのタイプによって、クーポン件の色が異なります。

2-2. ユーザーの反応・行動を分析できる

LINE公式アカウントの管理画面の上部にあるメニュー「分析」をクリックします。画面右側のメニューから「クーポン」を選択します。配信データを分析したいクーポンを選択すると、クーポンを開封した人数、実際に使用した人数など、データ情報を確認することができます。

データ情報を分析することで、どのクーポンが人気が高かったのか、どれくらいの利用率があったのかなどを把握することができます。これらを検証することで、よりユーザーが求めていることを推測することがで、次回のクーポン配信に活かすことができるようになります。

3. クーポン配信の成功事例

LINE公式アカウントのクーポン機能を活用した、集客・販促に関する成功事例をご紹介します。

3-1. 【レジャー施設】クーポン利用で半額料金になる施策で、平日の来店者数が1.5倍に!

千葉県にある子ども向けレジャー施設では、大人のフリーパス1日券が半額以下になるクーポンをLINEで配信したところ、平日の来店者数が1.5倍に増加する結果となりました。大人のフリーパス半額クーポンは、売り上げにも大きなメリットがあります。子どものレジャー施設ですが、併設するカフェがあり、親子で食事をしたり、休憩をしたりできるスペースがあります。クーポンを活用することで、このような施設内店舗での副次的効果もあり、クーポンの特典内容が全体の売り上げを下げることはなく、施設内店舗の売り上げに貢献する結果となりました。

3-2. 【商業施設】すきま時間を上手く活用したクーポン配信で、売り上げアップを達成!

埼玉県になる複合型商業施設では、来場者の行動分析から、すきま時間を上手く活用した施策を実行しました。その結果、クーポン利用率が向上し、大きな成果を上げています。午前と午後に行われるキッズショーの空き時間に利用できる、「大人も一緒に食事を注文することが使用条件のお子さまランチ無料クーポン」を配信したところ、無料クーポンの利用を目的とした親子連れの来場者数が増加し、売り上げアップにつながりました。クーポン配信を実施する上で、特典内容や配信タイミングは利用率を大きく左右する重要な要素となってきます。LINEユーザーの属性や求めていること、行動喚起させるようなことなどを踏まえた上でクーポンを配信することが鍵となります。

3-3. 【カラオケ店】タイムライン配信を活用したクーポンシェアで友だち数が一気に増加!

全国に展開するカラオケ店では、タイムラインで「お客さまが本当に望んでいるクーポンは何か」というユーザーアンケートを実施したところ、来店者数の増加はもちろん、お友だち登録者数も増加し、認知拡大・来店促進の両方で大きな成果を上げています。実際にタイムラインを配信したところ、配信直後10分で「100いいね」を超え、お客さまが必要としてるクーポンの特典も把握することができました。アンケートを実施し、配信するクーポン特典が決まり、クーポンの配信も実施しました。お客さまが本当に求めているクーポンを把握した上で、クーポン配信することができたため、利用率も高まりました。

4. まとめ

LINE公式アカウントのクーポン機能は、紙素材のクーポン券のように、紛失してしまったり、自宅に忘れてきてしまったりという煩わしさが一切ありません。クーポンをタップするだけで使用できるため、ユーザーにとっても使いやすく、利便性の高いコンテンツです。また、写真や画像を付けられたり、クーポンと認識できるデザインに仕上げることができたりと、視覚的インパクトも大きく、ユーザーは、お得感を感じやすくなります。そのため、集客・販促に大きな成果を期待できます。また、クーポンのクーポンの活用の仕方によっては、LINE公式アカウントのお友だち数を効率的に集めることもできます。

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